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【学習会報告】「I Love コミュニケーション」健一くんが街の人に言われたこと

今日はわかめサークルとしては大所帯の19名でした!

 

学習会は、継続して「I LOVE コミュニケーション」から…

手話サークルに入った健一くんが、街に聴覚障害の理解を求め

パンフレットを配りに行った続きです。

街の人の声からスタートします。

 

「商売が忙しくて、それどころじゃない」

「手話を覚えるのは大変ですからねぇ」

「聞こえない人?お見えになりませんよ、うちには」

「押し売りはいけませんよ」

と、まぁこういう声も出された。

もちろん「ご苦労さまですねぇ」と

快くパンフレットを読んでくれたところも何軒かあった。

 

自分の職場や、家の近所の人にも、自分たちのことを話したりもした。

話したおかげで、筆談をしてくれたり、買い物がしやすくなった。

 

>「聞こえない人?お見えになりませんよ、うちには」

聴覚障害は「見えない障害」です。

手話や発話で初めて気がつくことが多いです。

(発話でも気が付かないこともあります)

 

つい最近「これだけは知ってほしい!聴覚障害のある人たちの悩み」の記事を読みました。

https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/46/

どんなことに困っているか、聴覚障害者100人のアンケート結果が掲載されていました。

1:鉄道の車内のアナウンス

2:エレベーターの非常通報ボタン

3:110番、119番の緊急ダイヤル

4:災害時の避難所や町内アナウンス

5:マスクで口の形が見えない

6:クレジットカード紛失の連絡

7:職場での会議など大人数の会話

8:「話せる=聞こえる」の勘違い

9:病院の待合室での呼び出し

10:ドライブスルーでの注文

この中のいくつかは私も見たり、経験しました。

ろう者と知り合うまで気が付かなかったものもあります(特に6)

こういったことが、もっと多くの人に広がればいいですよね。

 

※盛り上がった内容

「もちろん」:「当然」と同じ。

  冗談手話では、麻雀の「ロン!」の動作をするものもあるらしい(笑)

「それどころじゃない」:「限界」「無理」「難しい」などの表現で表していました。

 

今日は本当にお疲れ様でした。

Aさん旦那様も参加してくれて嬉しかったです。

また、交流会ではAさんの旦那様から、お洋服などをサークル等の仲間にお譲りいただきました。各自ゆっくりと選びました。

思い出とともに、大切にしたいと思います。

 

★報告&連絡

・1月26日(土)13:00~16:00 

盲ろう者通訳・介助員養成講座のオープン講座 

交流プラザ3階 無料 

 

・2月2日(土)わかめサークル新年会 

チラシ完了

お刺身担当(K林、K山):注文完了

 

・2月11日(月)映画上映会(手話・字幕付き トークイベントあり) 

13:30~ ふれあい健康館ホール 入場無料 

入場には整理券が必要です。 

整理券が必要なろう協会以外の方は、三井に連絡(残り1枚)。 

もしくは、直接、徳島県聴覚障害者福祉協会へ問合せてください。 

(tel&fax 088-631-1666,tokuroua@koryu-plaza.jp) 

 

・今日のお菓子はAさん、三井(東京土産) 

 

★次回予定

・新年会準備

(忘年会の残りの確認:紙皿・割り箸・ペットボトル・ビンゴ景品)

 

★参加者

計:19人(うち健聴者:6人/見学(健聴):1人)