2023年春

わかめサークルには新しい仲間も増え

問い合わせも急増中です。

 

私たちの仲間は「手話」を共通点に

色々な方が参加します。

ろう当事者、盲ろう者、当事者家族、

手話を学びたい聴者、手話初心者

性別も年齢もバラバラです。

 

問い合わせの中で「年齢層を教えてください」とか

「初心者でも大丈夫ですか」とかがありますが

色々な人がゴッチャ煮なのが社会だと思っています。
わかめサークルもゴッチャ煮です。

みんな、いい人たちばかりなので、安心してください。
(唯一、私だけが口が悪いです)

 

手話を学ぶ=資格を取るではありません。

交流しながら、知る場、感じる場です。

色々な人と世界とつながってもらえると幸いです。

 

手話検定対策講座in鳴門

鳴門で手話検定の対策講座を開くことになりました。

手話を勉強するうえで目標として検定を受けることは、とてもいいことだと思います☺
私も2級ですが…やっぱり試験前は勉強したし、しらなかったことを学ぶ機会にもなりました。


自分は何級に合格できるのかわからない人や、勉強方法を知りたい人も是非ご参加ください。
試験の申込みは8月上旬まで。

頑張っていきましょう!

やったろうじゃないか!

「わかめ手話サークルで

手話検定の講座はありませんか?」と

よく聞かれていた。

 

検定の講座はやっておらず、

ろう講師による勉強会はやっているけれど

【検定に特化】はしていない。

手話はあくまでコミュニケーションの中で学んでいく形。

 

でも、手話の学びの目標として、手話検定の合格を目指すのは

良いことだとも思う。

 

うーーーーーーん。

 

………

……………

 

企画しちゃえばいいじゃん。

 

ってことで、徳島県手話通訳問題研究会にお願いして
企画しちゃいました(笑)

詳細は近日公開。

お待ちください。

愛知県、聴覚障害者のコロナ感染者のホテル療養拒否問題について

https://news.yahoo.co.jp/articles/5befe6c36f52c09c23e5f973a409d0ac4455c955?fbclid=IwAR3ojU11MeX17sjWzg0AWrkJ6BGlmoqDxEZzb0teaBMnRGyMPeHOKP45ghc

 

聴覚障害者のホテル療養拒否が愛知県で起きた。

コロナが流行し始めたときに、皆が懸念していたことが、現実に起こった。

 

こんな悲しいことはない。

 

コロナや災害のような有事に障害者が後回しにされてはいけない。

「意思疎通ができないから」は理由にならない。

 

・メール

・LINE

・遠隔情報保障

 

その他、他にも方法が考えられたのではないか。

 

社会保障は地域の連携で行われるもののであるはずである。

断る前に「聴覚障害者を支援する団体に相談する」

という選択肢を選ばないで、

【対応は無理だろう】と判断し断ってしまったことが、最も問題だと思う。

 

考えてみて欲しい。

電話連絡が難しい方が自宅で待機をする場合、

SOSの発信は聞こえる方、電話が使える方よりも困難が伴うだろう。

「困難」はイコール命に関わることである。

 

命の問題なのだ。

 

行政が命の選別をしてはいけない。

そのことを今一度、声を大にして伝えたい。

 

地域のリユースショップに毛糸の寄付箱を設置

地域のリユースショップ「くるくるリユース」さんに、

聴覚・ろう重複障害者生活支援センターやまももさんが使う

毛糸を集める寄付箱を設置させてもらいました。

 

サークルのメンバーもやまももには通っていて、

いつも皆でにこにことゆっくりと丁寧に編んでいる

というお話を聞いていました。

 

くるくるリユースさんにお願いした理由は…

個人的にいままでも友人にお願いをして毛糸を集めていたが、
そもそもで地域に拠点があったほうがいいかなと思ったこと。

1つ2つのために宅配を頼んだり、手間を考えて
尻込みしていた人にもっと気軽にできるようにしたいと思ったこと。

 

そして

【誰かの不要と誰かの必要をつなぐリユースショップ】という

店のキャッチフレーズに背中を押されました。

不躾なお願いかもと思いましたが、快く引き受けてくださり
そしてデジタルサイネージで宣伝まで!
本当にありがとうございました。

 

★聴覚・ろう重複障害者生活支援センターやまもものHP

 

https://chosei-center.wixsite.com/tokushima

 

くるくるリユース

徳島県鳴門市撫養町南浜字東浜35-1第二城見ビル西棟102
場所は以下の地図になります!是非寄付してくださいね。

 

 

コロナの1年でした

2020年は楽しい新年会でスタートしたものの、その後は、すぐにコロナ・コロナ・コロナ…。

まさか、こんな1年になるとは思ってもいませんでした。

 

緊急事態宣言が出た当初は、知事会見には手話通訳もなく、情報がなかなか受け取れない状況でした。

マスクで口元が見ることができず、コミュニケーションにも戸惑うことばかりでした。

サークルも会館が閉鎖され、活動をお休みする期間もありました。

 

ネガティブなことばかりのようにも思うけれど…

今は知事会見には手話通訳がつきました。

手話や聴覚障害者の感じる不便について、大きく報道もされました。

 

全国各地で声を上げている人たちを見ると思うのです。

私たちは声をあげることを忘れていたのではないか。

諦めてしまっていたのではないか。

 

今諦めてしまったら、いつ私たちの声は届くのだろう。

 

恐れずに、声を出していきたいと思うのです。

 

現在実験段階ですが、

鳴門市の市長のYouTubeに字幕を

ボランティアでつける事になりました。

この作業が未来につながるかは分からないけれど

いつの日か、

いつでもどこにでも手話や字幕が当然にあり

「あのときに私たちが変えたんだよ!

 大変だったんだから!」と

笑って言える日がくることを願っています。

 

今年一年、サークル活動はコロナの影響もあり

写真等をアップすることもはばかられ

お休み気味でした。

 

いつもの楽しいわかめサークルの活動も

また再び発信できることを祈っています。

 

緊急事態宣言が解除されました

ようやく緊急事態宣言があけましたが…

わかめ手話サークルの活動は6月からになります。

 

皆に会えない時間がとても長く感じました。

 

このコロナ禍の間、色々な聴覚障害者の不便、情報保障について

社会で話題にあがり発展したこともたくさんありました。

手話通訳が民放テレビ局につくようになったり

知事会見についたり。

徳島市の市長のYou Tubeにも付きました。

(字幕は私がつけさせていただきました)

 

今後、障がいのある人もない人も暮らしやすい

豊かな社会に変化することを心から祈ります。

 

さて、地域活動支援センターやまももさんから連絡があり

仲間で作成したマスクを販売することになったそうです。

おすすめは藍染マスク。

このレザーホルダー(布留め)も販売しているそうです。

これさえあれば、ハンカチなど色々なものでマスクの代用品も作れそう。

 

サークルの再開の前に、マスクを新調して

明るい気持ちで迎えようかなと思っています。

 

ご興味のある方は地域活動支援センターやまももさんへご連絡ください。

地域活動支援センターやまもも、同行援護事業参入のための寄付金募集中

同行援護事業というのは障害者総合支援法の個別支援事業の1つ。原則利用者の10%負担が必要だが、【上限がない】。

現状の移動支援事業だと国から統合補助金とし自治体に支払われる予算があり、上限がある。

そして自治体単位で手続きがされているため、市町村の財政状態によって条件や上限が違う。(ちなみに鳴門市は第1号・2号該当者は月30時間以内 https://www.city.naruto.tokushima.jp/_files/00217118/dokujiriyo5_konkyo3.pdf

あれ?徳島県の資料には視覚障害が記載されてるけど鳴門市は含まれてない??)

30時間÷30日=1日1時間

通院、買い物、銀行…

「足りない」と感じるのは私だけではないと思う。

「社会参加」からは程遠い世界のように思います。

 

しかし昨年度から盲ろう者も同行援護事業の対象となったそう。

同行援護事業は国から直接支給のため上限がない。

やまももに通所するメンバーの社会参加を応援するためにも、参入することにしたそう。そのための初期費用の募金を募っているそうです。

地域活動支援センターへの補助金が軒並み減少している中、運営の厳しさを考えると…少なからずご協力したいと思っています。

 

募金箱はやまももの受付にあります。

皆様もぜひご協力ください。

 

2020年新年のご挨拶

令和2年。新しい年になりました。

今年もわかめ手話サークル共々、よろしくお願いいたします。

ホームページ管理人の三井です。

 

さて、今年の目標を立てる前に、昨年の振り返り…

昨年の私はこんな目標を立てていました。

・手話をもっと学習する

  ※できれば今年こそ通訳者になるための講習会を受講する

・サークルでイベントなどを増やし、健聴とろう者の交流をもっと増やす

・サークルの広報を頑張る

   このホームページで学習会の報告などをコンスタントに行う等

 

残念ながら手話をもっと学習する…の行動ができませんでした。

手話通訳者の講座が近隣でないというのが理由ですが…

色々な方法を探す努力をしないといけないですね(汗)

サークルの広報・イベントは一昨年に比べたら、活発になったと感じます。

県外の見学・問合せ、市議の訪問、徳島新聞取材、イベント開催(障害平等研修)、小学校の先生の見学等。

地域の手話の輪を作るためにも、歩みを止めずに、2020年も頑張って継続していこうと思います。

 

ということで…改めて2020年の目標

1)手話を学ぶ

 ※検定など明確な目標を立てて邁進する。

2)イベントなどをコンスタントに行う。

3)身体障害者会館についてなど、市へ要望を行う。

特に3番目を頑張りたいと思います。

わかめ手話サークルは障害当事者の多い団体として、活動していくことも大切にしていきたいと思います。

 

これからもご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

四国初の障害平等研修を主催しました。

なかなかサイト更新できずにすみません。管理人の三井です。

なぜ更新できなかったか…。

それは、「四国初!障害平等研修」の主催をしていたからです。

ことの発端は、7月に登壇した女性議会。そのときの市の対応や私たちの困りごと(身体障害者会館)を見た古くからの知り合いの障害平等研修Aランクファシリテータの石川明代さんが「徳島で障害平等研修やりましょうよ!」と声をかけてくれました。しかもしかもで徳島にファシリテーターの卵がいるので2人でやってみたらどう?という提案もしてくれました。

こ・こ・こ…これはもうやるしかない!!!

 

そして走り出したのが9月末。日がない(笑)ドッタンバッタンの日々でした。

 

障害平等研修は障害者がファシリテータとなり、映像やイラストを使ってワークショップをしながら対話式で障害の理解を深め、障害を取り除く行動を考えていきます。一方的に聞くだけではなく「アウトプット」まで行うのが特徴です。

それぞれの班にはいろいろな立場の人を配置しました。

健常者の立場だけではなく、障害当事者、当事者家族、支援者、行政関係、教育関係など、いろいろな立場からの意見が飛び交います。

最後に皆が何を変えたいと思っているのか…班ごとに発表もしてもらいました。

 

私がでた女性議会の動画がインターネットで配信されています。しかし、それは手話通訳も字幕もついていないものでした。市議・市議会事務局に「字幕をつけてほしい」と言いましたが、予算がないなどと即答され、私はそれ以上いうことを諦めてしまっていました。

しかし、障害平等研修の様子を見ながら、私はもう一度「予算等で字幕が難しいなら、議事録のPDFを添付してほしい!」とお願いしてみようと決め、後日メールをしました。

すると、やはり動画に字幕は予算や動画制作会社との契約のため難しいそうですが、議事録のPDFは添付されることになりました。しかも連絡した、その日のうちに対応すると!本当は手話通訳+字幕がいいけれど、今回の対応は間違いなく一歩前進です。

鳴門市議会事務局が「聴覚障害者の存在」を感じてくれたことに感謝します。

テストの点数で言えば、今までは聴覚障害者への配慮は0点といっていいものでした。でも、今回の対応で100点ではないけれど、少なくとも0点ではなくなりました。できることを模索(提案)することで、少しでも100点に近づけばいいなぁと思います。

★市のホームページ

https://www.city.naruto.tokushima.jp/gikai/zyoseigikai.html

 

 

★おまけ

一生懸命にボランティア要約筆記している私。

台風19号の被害に際し、心からお見舞い申し上げます。

台風19号の被害に際し、1日も早い復旧を心からお祈り申し上げます。

 

県の視聴覚障がい者支援センター、ろうあ協会、徳通研、サークルでも

災害時について考える場面が非常に多いです。

なぜ考えるのか?

理由は、災害が起こってからでは遅いからです。

大切な仲間が傷つき、死ぬかもしれないからです。

事前準備、理解者を増やすかなど多くの課題があります。

 

聴覚障害者が災害時に困ることを

健聴の方へ説明する際に、私が時折利用する動画があります。

9分で分かりやすく説明しています。

見たことがない人は、是非ご覧ください。

 

気象庁の緊急会見についても、知ってほしいことがあります。

全日本ろうあ連盟は気象庁に手話通訳の配置を要望し、

気象庁も尽力しています。

https://www.jfd.or.jp/2019/10/11/pid19736

 

今回のテレビ局の対応(デジタル放送)に関して、

もちろんまだまだのところのあったようです。

もっともっと情報保障の理解が広がることを祈っております。

 

ある聴覚障害者が言いました。

「避難所ではパンよりも情報がほしい」

「情報があれば逃げられた」

「死なないですんだかもしれない」

「もっと色々なことが分かっていれば」

 

命の重さは皆同じ。

マイノリティの命の重さだって同じ。

命の重たさを忘れないでほしいと切に願います。

 

改めて、復旧をお祈りしています。

9月16日NPO法人essenceのモーニング手話会に参加しました

イオン徳島のスターバックスで開かれたモーニング手話会に参加してきました。

健聴者4名(+子ども2人)、ろう者2名(わかめサークル:1名)。

健聴者は主催の方以外は初心者メンバーでした。

和気あいあいとおしゃべりをしました。

 

・自己紹介

・住んでいる場所

・地域の手話

・阿波おどりのこと

「阿波おどり」の話になると、Oさんがイオンで踊りだす(笑)

腰が痛いといっていたのに、踊りだしてちょっとハラハラ。

 

わかめサークルの様子も聞かれました。

よくある手話サークルは、ろう者の数が健聴者よりも少ないけれど…

わかめサークルは逆のときがあります。

そして、いわゆる理論的に手話を学ぶ場所ではなく

「交流」から学んでいきます。

手話は目で見て盗む(笑)

通じないときは通じる方法を初心者も探すのが大事で、

熟練者がすぐに手を貸さないのも特徴です。

ホワイトボードで筆談したり、とにかく自分でまずは頑張る!

これが基本方針です。

 

ろう者が手話でおしゃべりして、疎外感をもし感じたら…

「自分たちが普段逆のことしてないかな?」と振り返ってみる。

このときの気付きが大事だと思っているからです。

 

なーんて書くと、ハードルの高いサークルのように思われますが…

和気あいあいとしたサークルです。

うまくできないで困っている健聴者を、

ろうのメンバーは常にやさしく皆フォローしてくれます。

 

こんなことを話したけれど、

わかめサークルの魅力、伝わったかな?(不安)

 

鳴門市阿波おどりと言えば、すだち連!

今年は私の手話奉仕員講習会の同期と一緒にすだち連を見に行ってきました!

先日、関東の方と話していて「え?聴覚障害者が踊るの?」と驚かれたのですが…

踊れますYO!

というよりも、リズム感があって、躍動的でかっこいい!

(私音痴なんで羨ましい(笑))

見に行くと、あの人もこの人も、あれ?○さんも来てたの?と

たくさんの知り合いにも会え、とても楽しい時間を過ごせました。

 

ぜひ、すだち連を見に来てくださいね!

 

 

女性議会で一般質問してきました

7月30日(火)に女性議会に女性議員として参加してきました。

今回事務局が手話通訳をつけてくれ、わかめサークルのメンバーも参加することができました。事務局の皆さま、ご配慮ありがとうございました。

 

私の一般質問は「障害者福祉の拠点の身体障害者会館について」。

議会に手話通訳は付きましたが、今回撮影のあった鳴門市ケーブルテレビでは字幕・手話通訳はつかないまま放映されると思うので…

私の発表した内容を記載しておきます。

 

正直、市からの回答は「なんだかなぁ」「ごまかしてるなぁ」と私には感じました。

しかし、発表後に新聞社の方や市議の方とお話することができました。

彼らは皆「これで終わりにしてはいけないと思う」と言ってくれました。

 

わかめサークルのメンバーがその場にいることが、人の心を動かしたと思います。参加してくれたメンバーに改めて感謝します。

 

とても小さな一歩ですが、少しは前に進んだと思っています。

もっと前へ進めるように皆で頑張っていきましょう!

 

※女性議会としての活動はこれで終わりです。

ご協力していただいた皆さま、本当にありがとうございました。

 

▼原稿▼

議長より、登壇の許可をいただきましたので、通告に従い、「障害者福祉の拠点である身体障害者会館について」質問をいたします。

本市の身体障害者手帳保持者は平成12年2054名だったものが、平成28年度には2641名に増加しています。人口減少しているにもかかわらず、障がい者は増加している現状があります。

鳴門市には身体障害者会館設置条例があり、第1条には「本市は、身体障害者福祉の増進を図るため、鳴門市身体障害者会館を設置する」という条文があり、市として身体障害者福祉の増進を図ることを目的にしていると明記されています。

実際に増加する障がい者の相談窓口、社会参加、エンパワメントなどを高めるための拠点は必要不可欠です。

 

しかし、残念ながら現在の鳴門市身体障害者会館の建物は築60年が経過し、老朽化し、バリアフリー設備が整っていません。障がい者はもちろん、障がい者以外でも活動が困難となっています。

2階への移動は階段のみで肢体が不自由な方は利用ができません。

多機能トイレ、オストメイト用設備・磁気誘導ループなど障がい者のための支援機材等も設置されていません。車いすではトイレは利用できず、1階は雨漏りがあり、2階の和室は畳が腐っている状態です。

 

一昨年の出来事です。私のところへある高齢女性から電話がありました。「昨年手術をし、足に障害がある。このまま家にだけいる生活では家族に迷惑がかかる。手話を教わりたい。社会に参加したい。可能ならば地域貢献がしたい」とキラキラとした瞳で夢を語っておられました。

ですが、実際に会館に来てお手洗いの確認をしてもらったところ使用は困難でした。私が介助し、なんとか利用ができる状態でした。彼女は悲しげな表情で「身体障害者会館という名前がついているから安心していた。でも、このトイレでは一人で使えない。私が参加することで、毎回仲間に介助してもらうのは心苦しい。これは身体障害者が安心して使える施設ではない。残念だ」そう悔しそうにおっしゃいました。

 

現在の活動をすべて健康福祉交流センターなどへ移転するとしても多くの課題があります。例えば、高齢者、障がい者は運転免許を返納していたり、所持しておらず、移動は公共交通機関に頼っている者も多くいます。現在の鳴門駅、市役所前バス停からのアクセスが悪い場所では、移動が困難になる者も多くいます。公共交通機関以外の利用は、本人の個人負担、家族や仲間による送迎などが必要となってきます。これは身体障害者の活動が制限されたり、置き去りとなってしまうといっても過言ではありません。

 

また、本施設は災害時の避難所に指定されていますが、耐震化されていないという話を聞きました。

耐震化されていない施設で、障がい者だけでなく市民が安心して活動することが可能なのでしょうか。

 

最後に。今日の女性議会には手話通訳がつき、情報保障が必要とする仲間も参加できました。手話通訳の設置に動いて頂いた方々、今日集まった傍聴席の仲間に感謝申し上げます。

日本が2014年に批准した障害者権利条約のスローガンは「Nothing About us without us. 私たちのことを私たち抜きで決めないで」です。国だけでなく、私たちの周りであっても同じです。

障がいのある人のことを障がいのある人無しで決めないでほしいと思います。

 

改めて質問します。

障がいのある人もない人も暮らしやすい、共生社会を目指す鳴門市として、身体障害者会館の維持・運営について、どのようにお考えでしょうか。

以上で質問を終わります。

御答弁をよろしくお願いいたします。

 

【管理人ブログ】NPO法人essence(エッセンス)モーニング手話会に2回目の参加

NPO法人essenceのモーニング手話会に2回目の参加。

今回はサークルの仲間もいて、心強かったです(笑)

 

地域や年代による手話表現の違いや、最近の手話についての話で盛り上がりました。

最近の手話は、新年号の「令和(れいわ)」。

表情やスピードがなれるまで難しいよね~とか。

最近話題の「忖度(そんたく)」。

忖度の意味を説明したくても、そもそも意味を自分が正しく理解しているのかというと…怪しい^^;

調べてみると「人の気持ちを推し量る」。^^;うーん。

ニュースや流行語として使っている意味って、

「上司が全てを言わないでも、部下が「上司が思っていることを考えて動くこと」だけじゃない。

「上司が考えているだろう【悪いこと】を、部下が手を下す」という感じ。本来の意味だけでなく【悪いこと】の意味合いが強い気がします^^;。

そこから手話で「忖度」の表現はあるのか?という話になり。

Yさんがインターネットで調べると…あった!!!

https://www.newsigns.jp/alph/s5

IKKOさんの「どんだけ~~」に似ているような(笑)

 

また、参加された皆さんは多彩で、色々な活動をしていて、思わず質問攻めにしちゃいました(笑)

<ヒント>

・多国籍料理

・リフォームした自宅でイベント企画

・シルクスクリーン(版画)

どれも面白そう♪体験してみたいものばかり♥

 

つながりを持つ機会をつくってくださったNPO法人essence様に感謝です。

次回も計画中だそう。また参加できますように♥

 

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【管理人ブログ】スポーツ観戦支援アプリの開発情報

3月にパソコン文字通訳でお世話になっている筑波技術大学の若月准教授から、クラウド・ファンディングを始めたと連絡をもらいました。

その内容を今回ご紹介します。

https://readyfor.jp/projects/iseee

 

タイトル:「視覚障害があっても、聴覚障害があっても、そうでなくても、一緒にスポーツ観戦を楽しみたい!」

: 

ISeeeプロジェクトでは、その場の情報に加え、自分が持つ知識や他の人に有益な情報を、障害の有無に関わらず、特別な訓練を受けずに、できる人が少しずつ提供して行き、総体として豊かな情報を作り上げるという、情報保障の進化系「情報保障2.0」を目指しています。そこでは、障害のある人も積極的に情報を発信する主体となります。

 

 

私:んん?わからんぞ(←おい)

 

スマートフォン1つで、そのような情報交換や交流などをタイムライン形式で共有できるウェブシステム

 

私:なんとなくわかってきたぞ!!

 

私たちは視覚障害者、聴覚障害者と毎日接してきて、リアルタイムに周りの状況を知ったり、感動を伝え合うためにはどのような方法が良いか、私たちが視覚障害者、聴覚障害者からどのように学びを得ることができるか、をいつも考えています。そんな思いを込めたSNSです。

 

なるほど、なるほど!

 

このシステムの面白いところは、通訳者→利用者という一方通行ではなく

利用者も通訳者も情報提供者という点。

健聴者もルールのわかる聴覚障害者に教わったりすることもある。

誰もがスポーツを楽しむために使える!という点ですね。

「2019年いきいき茨城ゆめ国体・ゆめ大会」のスポーツ鬼ごっこ、車椅子バスケットボールで、評価・研究するそう。

クラウド・ファンディングで集めた寄付金は、端末、検証作業参加者の謝礼、通信環境の構築費等に使用されるそう。

 

寄付した手前、どうなったのか気になって、確認をしたところ90%達成!!(4月13日現在)

あと少し!頑張って達成してください(^^)

応援メッセージ動画も必見!

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【管理人ブログ】レストラン「epona」に行ってきました

NPO法人essenceのイベント「手話会」でご一緒した方が料理人で、徳島市内にお店を持っていると聞いたので、お邪魔してきました。

 

お店の名は「epona(エポーナ)」。

頂いた名刺を見ると…

「まだまだ勉強中ですが手話での対応もしておりますので、お気軽にお問い合わせください」と書いてあります(^^)

 

【完全予約制】ですが、予約もメールでやさしく対応してくれました。

(苦手なものをお伝えしました)

 

友人と2人で、今回は贅沢して「3500円」のコースでお願いしました!!

(ランチは2000円からあります)

 

お店のドアを開くと、優しい笑顔で迎え入れてくれ、丁寧に料理の説明もしてくださいました。

どれもこれも美味しい♪

※写真は、写真の上手な友人に提供してもらいました♥ありがとう。

友人との会話も進み、とても楽しい時間を過ごせました。

 

たまに贅沢もいいですね♥

 

店主の手話歴は4年程度で、ゆっくりとマイペースに学ばれているそうですよ(^^)手話話もできましたよ~♪

 

★epona(エポーナ)

https://epona884.shopinfo.jp/

場所:徳島県徳島市伊月町3-21 宮本ビル1階

営業時間 11:30~14:00、18:00~21:00

徳通研企画学習会「作って食べて楽しもう!~お家にある物で作る非常食の教室~」

ポリ袋で非常食を作る方法を皆で実際にやってみよう!という企画です。

近年、地震・大雨などの災害が発生しています。

災害発生時には、電気や水が止まりがち。

なので…家にあるもので、最低限の水で、

洗い物も少なく、電気を使わずに作る方法を学びました。

 

皆でワイワイと和気あいあいと楽しく作りました。

思っていた以上にたくさんできてお腹いっぱいに。

有意義かつ、とても美味しい企画でした(^^)

 

レシピ

◎白ご飯

▼引用元

http://www.hekinan-shakyo.jp/pdf/hijoshoku.pdf

材料(1人分)

米 100g

水 130cc ※洗わずに使います。

 

1.100gを目分量で測る。

2.二重にしたポリ袋に米と水を入れる。

 空気を抜いて縛る。

3.沸騰した鍋のお湯の中に入れて30分煮る。

4.出来上がり。

※米は水を入れて15分、炊き上がったら15分蒸らすといっそう美味しくなる。

 

◎蒸しパン

▼引用元

https://cookpad.com/recipe/5398932

材料:

ホットケーキミックス 200g

マヨネーズ 大さじ2

水 150㏄

ポリ袋(高密度ポリエチレン)9枚

 

1.袋に材料を全部入れる。

2.袋の下を切って、8個の袋に分ける。

3.袋の空気を抜いて上を縛る。

4.沸騰したお湯に入れて、蓋をする。

 15分煮る。

5.鍋から取り出す。袋から出して余分な水分を飛ばす。

6.出来上がり。

※ナッツやレーズン、バナナをいれても美味しいよ!

 

手話カフェに参加してきました

久しぶりに手話カフェに参加してきました(^^)

なんと今回で30回目!記念の回に参加してきました。

まずは2018年度の手話カフェの皆勤賞&精勤賞の表彰式。

皆勤賞は1名!

精勤賞は、わかめサークルのメンバーと谷店長。

わかめサークルのメンバーは欠席でした orz

 

今回の手話カフェの内容は、大きく以下3つ。

・新元号を皆で考えよう!

・着物ファッションショー(盲ろう者友の会)

・最近の気になるニュース

 

★新元号を皆で考えよう!

新元号は、未来の日本を考えたものもあれば…

自分の名前を入れたものやら(笑)理由は色々。

新元号が決定するのは4月1日。

皆の考えたもので決まるかも?!

5月の手話カフェで発表があるそうです!(楽しみ♥)

 

手話カフェでは「新元号」の手話表現はわかりませんでしたが…

調べてみるとありました!

https://www.newsigns.jp/featured014

次回のサークルで発表したいと思います(^^)

★着物ファッションショー

盲ろう者友の会の皆さまが、4月20日(土)に着物ファッションショーをするそう。リハーサルも兼ねて登場しました。

我らがわかめサークルのメンバーTさんも登場!!

(※写真掲載の許可済み)

和装をビシッときめて、観客へのサービスもバッチリのモデルでした♥

★最近の気になるニュース

・徳島文理大学の卒業式に参加した話

・アポ電強盗

・ニュージーランドの銃乱射事件

などなど

 

全編、手話でうまく表現できない自分の実力の無さを

露呈しまくりでしたが、とても楽しかったです。

次の手話カフェは5月以降だそう。

楽しみですね(^^)

NPO法人essence(エッセンス)モーニング手話会に参加しました

3月3日(日)の耳の日に、NPO法人essenceのモーニング手話会に参加してきました。

場所はイオンタウンのスターバックスカフェ。

どんな方が参加するのかドキドキしながらスターバックスへ!

ワンドリンクを自分で購入し、席へつくと、すぐに自己紹介。

今回は兵庫、高松など遠方からの参加者もいましたが、すぐに和気あいあいとした空気に。

初心者には自己紹介方法を皆で教えたり、地方手話の話やら、子どもは指文字を一緒に…と、常に盛り上がっている状態でした(^^)

とっても楽しい時間でした。

次はサークルの仲間も誘って、参加したいです!

 

ちなみにで…参加の健聴者が料理人でした。完全予約制レストランのオーナーで、勉強中とはいえ、手話で対応してくれるそう。

偵察に行かねばー!!

レストラン名:epona

https://epona.storeinfo.jp/

 

▼写真は以下から引用

https://www.facebook.com/events/399696100792360/permalink/413680652727238/