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四国初の障害平等研修を主催しました。

なかなかサイト更新できずにすみません。管理人の三井です。

なぜ更新できなかったか…。

それは、「四国初!障害平等研修」の主催をしていたからです。

ことの発端は、7月に登壇した女性議会。そのときの市の対応や私たちの困りごと(身体障害者会館)を見た古くからの知り合いの障害平等研修Aランクファシリテータの石川明代さんが「徳島で障害平等研修やりましょうよ!」と声をかけてくれました。しかもしかもで徳島にファシリテーターの卵がいるので2人でやってみたらどう?という提案もしてくれました。

こ・こ・こ…これはもうやるしかない!!!

 

そして走り出したのが9月末。日がない(笑)ドッタンバッタンの日々でした。

 

障害平等研修は障害者がファシリテータとなり、映像やイラストを使ってワークショップをしながら対話式で障害の理解を深め、障害を取り除く行動を考えていきます。一方的に聞くだけではなく「アウトプット」まで行うのが特徴です。

それぞれの班にはいろいろな立場の人を配置しました。

健常者の立場だけではなく、障害当事者、当事者家族、支援者、行政関係、教育関係など、いろいろな立場からの意見が飛び交います。

最後に皆が何を変えたいと思っているのか…班ごとに発表もしてもらいました。

 

私がでた女性議会の動画がインターネットで配信されています。しかし、それは手話通訳も字幕もついていないものでした。市議・市議会事務局に「字幕をつけてほしい」と言いましたが、予算がないなどと即答され、私はそれ以上いうことを諦めてしまっていました。

しかし、障害平等研修の様子を見ながら、私はもう一度「予算等で字幕が難しいなら、議事録のPDFを添付してほしい!」とお願いしてみようと決め、後日メールをしました。

すると、やはり動画に字幕は予算や動画制作会社との契約のため難しいそうですが、議事録のPDFは添付されることになりました。しかも連絡した、その日のうちに対応すると!本当は手話通訳+字幕がいいけれど、今回の対応は間違いなく一歩前進です。

鳴門市議会事務局が「聴覚障害者の存在」を感じてくれたことに感謝します。

テストの点数で言えば、今までは聴覚障害者への配慮は0点といっていいものでした。でも、今回の対応で100点ではないけれど、少なくとも0点ではなくなりました。できることを模索(提案)することで、少しでも100点に近づけばいいなぁと思います。

★市のホームページ

https://www.city.naruto.tokushima.jp/gikai/zyoseigikai.html

 

 

★おまけ

一生懸命にボランティア要約筆記している私。